八柱に住み始めて10年になりますが、「駅前にありながら訪れたことのない店」というのがたくさんあります。
居酒屋「ちょいとよごぜん」もそんなお店の一つでした。
※看板には「ちょいと」しか書いてないのですが、正しい店名は「ちょいとよごぜん」みたいです。ただし店主さんも「ちょいと」と呼んでいる模様・・・。
昨年まで駅前に住んでいたので、入り組んだ場所にあるこのお店も存在は知っていたものの・・・なかなか行く機会に恵まれず、今回ようやく伺うことができました。
というわけで、ちょいとよごぜんのレビューです。
ちょいとよごぜん の基本情報
ちょいとよごぜん に行った感想
訪れたのは平日の夜17時半ごろ。
まだ早い時間ということもあって、僕らが一組目の客だったようです。
店内はなんとも落ち着く感じの、昔ながらの居酒屋という感じ。
子供の頃に親にこっそり連れて行ってもらった田舎の居酒屋を思い出します。
壁にはナマハゲの面があったり、オススメ料理に秋田名物のじゅんさいがあったりしたので、秋田をイメージしたお店なのかもしれません。
きりたんぽ鍋なんかもあったし。
決してお洒落なお店というわけではないし、雑然としているのだけれど・・・なんだか落ち着く感じがしますね~。
ちょいとよごぜん のメニュー
席に着くなり、オーダー前にお通しが運ばれてきました。
なんと豪華3点盛り!
しかも手作りのお惣菜じゃないですか。
なんだかほっこりするわぁ~。(笑)
チェーン店の居酒屋のお通しは出来合いの物が多いですし、量もほんのちょびっとだったりして寂しさを感じてしまう方も多いと思いますが、こういうのなら嬉しいですよね。
ま、そういうわけなので今日も今日とて生ビール(中・580円)を頂きます。
中と書いてありながらも・・・お店によっては大生で出してるボリュームです。
銘柄はアサヒだったのでおそらくスーパードライでしょう。
美味しかったです。
妻がオーダーしたのはブラックニッカ・角ハイボール(450円)。
息子はいつも通りコーラ(250円)で乾杯です。
さて・・・料理なんですが、すごく多岐に渡っていて何をオーダーしたら良いのかがわかりません。
本当はきりたんぽ鍋とかジンギスカンとかがオススメっぽかったんですけど、家族で行ってそれをオーダーしちゃうときっと残しちゃうと思うんですよね。
・・・壁には「残さないでね!」っていう貼り紙もあったし・・・悩ましいところ。
とりあえず秋田名物天然じゅんさい(400円)をオーダーしておきました。
ヌルヌルの山菜で好みはわかれそうなところですが、きりたんぽに行けない以上はいっておくべきかなと。(笑)
あとは通常メニューの他に、店内のホワイトボードにも「本日のオススメ」がずらり・・・。
※さらには所せましと料理の名前と価格がかかれた貼り紙が店内にびっしりと並んでいます。
もうあれですね、とりあえず目についた気になるものをオーダーする、というスタイルが良いのかもしれません。
というわけで、とりあえずねぎま(2本200円)とせせり(2本250円)を、どちらも塩で。
カラシが添えられているのが、なんとも風情があります。
みそ田楽(5本400円)もオーダー。
この甘味噌がたまらないんですよねえ・・・。
ホワイトボードメニューからブリのかま焼き(450円)。
これでこの価格は嬉しいです。
レモンをたっぷり絞るのがオススメ。
こちらもホワイトボードから、うめ入りいわしフライ(380円)。
もう一つ、とりみそ焼き(480円)。
どちらもなんか、家で夕飯に出てきそうなアットホーム感。
なんだろう、キャベツの千切りとお皿のせいかなぁ。(笑)
お店のオススメはこちら。
スタミナにんにくたまご炒め・・・略して「にんたま(450円)」です。
これは・・・激ウマでした。
ニンニク料理が好きな人にはたまらないと思います。
ただ・・・やっぱり家族3人でオーダーするような代物じゃなかったですね~。
僕が半分以上食べたせいで翌日は口臭とお腹の具合が悪かったです・・・。
※でもお酒のお供に最適だこれ。
息子も定番のポテトフライ(400円)をオーダー。
あ~・・・この感じ。
子供の頃に連れて行ってもらった居酒屋で出てくるポテトってこういうのだったなぁ~・・・。(シミジミ)
あとは〆に焼きそば(580円)を食べるというのでオーダーしてあげたのですが・・・息子は一口も口をつけず。。。
結局僕と妻で半分ずつ頑張って食べました。
そういうせいもあって、これ以上他の料理は頼めず終い。
やっぱり初来訪ということもあってオーダーが非常に難しかった印象です。
家族で行くよりも大人数で宴会しに行く・・・というのが正解かも。
途中、飲み物が空になってしまったので、僕は紅ショウガサワー(400円)なるものをオーダーしました。
要はチューハイの中に紅ショウガがたくさん入っているというもので・・・なかなか面白かったです。
これもどこかの名産だったりするのかな?
妻は無難に緑茶ハイ(400円)を。
飲み物は他にも日本酒や焼酎各種、ウィスキーに梅酒、ノンアルコールと一通り揃っていました。
「やばしる」のひとこと
というわけで、ちょいとよごぜんのレビューでした。
冒頭でも書いたとおり、なんとも温かい感じのほっこりするお店さんだったというのが正直な感想で、ものすごく人にオススメしたいわけじゃないけど近所にあったらちょいちょい行きたくなるお店だなと思いました。
ただ一点・・・あの豪華なお通しがいくらだったのか気になって、家に帰って計算してみたところ・・・ひとり1,000円はしているっぽかったんですよね。
詳細のレシートを頂けているわけじゃないし、そもそも性質上メニューに価格記載がないものなので、実際のところがどうなのかはわからないのですが、僕らはそれぐらいの価格で請求されていたのに間違いはありません。
このあたりの真相はまた次回来訪することがあれば確認させて頂きたいところです。
その時は他のメニューは犠牲にしてきりたんぽを楽しもうかな・・・。