八柱の老舗イタリアン、ディ・マーレ。
この土地にお店を構えて30余年になるというリストランテです。
僕が八柱に越してきた頃は、八柱のディ・マーレ、稔台のベッラビスタ、五香のルッカ・・・とイタリアンの住み分けがありました。
※いずれも微妙にレストラン形態が違いますが・・・。
どこも均等に通ってみて思ったのですが、ディ・マーレは本当に八柱にあるべきお店というか、なんだかちょうどいい感じなんですよね。
立地的にも静かな住宅街にあってオススメです。
そんなディ・マーレを訪問してきましたので、レビューさせて頂きます。
ディ・マーレの基本情報
店名 | ディ・マーレ – Ristorante Di mare |
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カテゴリ | イタリアン |
公式サイト | https://dimarematudo.hp.gogo.jp/ |
住所 | 千葉県松戸市常盤平陣屋前4-13 |
電話番号 | 047-389-3300 |
GoogleMap | |
アクセス | 新京成線「八柱」駅南口、JR武蔵野線「新八柱駅」改札出口から左方向に進み、さくら通り入口を並木道方面に350mほど直進した左側にあります。 |
営業時間・定休日 | 平日:11:00~14:30、18:00~21:00 土曜:11:00~14:30、17:30~21:00 日祝:11:30~14:30、17:30~21:00定休日:月・木(但し月曜が祝日の場合は翌日) |
支払い | 現金、クレジットカード |
ディ・マーレに行った感想
ディ・マーレがあるのは八柱から五香までを結ぶ有名な桜通り。
八柱駅から進んで500mぐらいのところです。
以前はこの通りも素敵なお店さんが点々とあったんですが、今はちょっと寂しくなっちゃいましたね。
僕らの印象では、ランチタイムはよく賑わっていて、夜は静かに落ち着いて食事ができるお店・・・という感じです。
かといってものすごく畏まったレストランというわけではなく、家庭的な雰囲気も持ち合わせたリストランテ。
まぁ、なんていうか「ちょうどいい」感じの街のイタリアンです。(笑)
店内の席は30席ほど。
奥に大きな席もあり、ちょっとした人数での食事にも対応して貰えます。
僕らはいつもふらっと行っちゃうんですが、なるべくなら予約をした方がいいかな。
お店の向かい側に5台分の駐車スペースがあるので、遠方から車で行くのもOKです。
ディ・マーレのメニュー
ディ・マーレの夜のメニューは、メニューブックとワインリスト、あとは黒板メニューから選ぶことができます。
だいたいアラカルトだとパスタやピザが1,000円前後、メイン料理が2,000円しないぐらい。
コース料理が4,000円前後といったところです。
おそらく夜の一番人気はパスタコース(2,000円)ではないでしょうか。
価格的にも手ごろですし、この価格で前菜、スープ、好きなパスタ(またはリゾット)、好きなデザート、コーヒー・紅茶・エスプレッソがついてきます。
今回(というかいつもですが・・・)僕らはアラカルトで楽しませて頂きました。
本当は泡ワインで乾杯したかったのですが、車で行ってしまったため・・・妻だけハウスワイン(360円)を。
みんなファミレスの価格に慣れちゃってるからあまり驚かないかもしれないですけど、正直、こういったお店でこの価格でワインが飲めるってすごいことですよ・・・。
しかも金曜日はグラスワインが150円で提供されるんです。そんなの、飲まないわけにいかないですよね。
ちなみにワインリストも充実していて、スパークリングのハーフサイズで1,200円~とこれまたお手頃です。
普通にボトルで入れても2,000円台から用意されていますので、ちょっとしたお祝いの日にはぜひ”徒歩で”訪れて飲みたいところ。
仕方なく僕はノンアルコールビール(400円)を頂きました。
息子はソフトドリンク(380円)で乾杯です。
一品目にオーダーしたのはバーニャカウダ(850円)。
店内黒板メニューのアンティパストなので、日によっては取り扱いがないかもしれません。
アンチョビのソースもたっぷりついてくるので、贅沢にディップして頂きます。
バーニャカウダの「カウダ」は”熱い”という意味で、小鍋はろうそくみたいなヤツで温められながら出てくるため、オリーブオイルが常にグツグツしている状態。
なので幼児にはちょっと熱すぎて厳しかったみたいです。(取り皿に出して、冷やして食べさせました)
大人はもう大満足で・・・これなら何皿でも行ける!って感じでしたね~。
次に冷菜のアンティパストからモッツァレラチーズとトマトのカプレーゼ(780円)。
しっかり厚切りにされたトマトとクリーミーなモッツァレラチーズにバジルソース・・・といったイタリアンカラーな一皿。
やっぱりファミレスや家で食べるカプレーゼとは一味違って美味しいです。
そしてここでなぜかアンチョビとモッツァレラのクロスチーニ(2コで580円)をオーダーしてしまう僕。
アンチョビもモツァレラもさっき頼んだのに・・・!
・・・というのも、実はこれが大好きで、どうしても食べたかったからなんです。
シェフもびっくりしたことでしょう・・・。
そしてさらに驚くことに・・・カプレーゼとまるで同じ材料が乗ったピッツァ・マルゲリータ(1,200円)をオーダーしてしまいました・・・。
これまたどうしても食べたかったという理由です・・・。
僕、どうしてもイタリアンではマルゲリータを頼みたくなるんですよね。
さてこのマルゲリータ、僕が思ってるようなマルゲリータとはちょっと違う感じがしました。
なんだろう・・・なんかトマトのグラタンを想像したんです。
モッツァレラは相変わらず濃厚なクリーミーさで、クリスピーな生地に塗られた酸味のあるトマトソースとの相性がとても良くて・・・とても美味しかったです。
そして〆にはクリームミートのタリアテッレ(900円)をオーダー。
なんだか炭水化物多めの注文になってしまいました・・・。
本当は今回、ブログに書きたいという気持ちもあって来店していたので、もっとバリエーションに富んだオーダーをしようと思っていたのです。
・・・が、どうしてもふたを開けたら「自分が好きなものをオーダーしたい!」ってなっちゃうものですね。
ディ・マーレに来るとどうしても毎回これを頼んでしまいます。おすすめ。
デザートはピスタチオのジェラート(380円・・・だったと思う)を頂きました。
本当は息子と半分こって言ってたんですけど・・・結局一口しか貰えなかったなぁ・・・。
他にもモモのティラミスやアプリコットのクラフティーなども同じ価格で用意されていました。
妻は「ドルチェオーダーするなら私はこっちにする」とレモンチェッロ(500円)で締めてました。
ううう・・・僕もこれが飲みたかった。
イタリア料理を食べに行ったら、最後は甘くて強い食後酒でキュッと締めたいんですよねえ・・・。
悔しいので僕はエスプレッソ(380円)を・・・。
以前他のイタリア料理店で聞いた話だと、イタリアの人は食後にドルチェを摘まみながらあま~いエスプレッソを飲むのだとか。
僕は今回ドルチェは息子に取られてしまいましたが、せめてもと思いブラウンシュガーを溶かして甘くしたエスプレッソを頂いたのです。
「やばしる」のひとこと
というわけで、八柱ディ・マーレのレビューでした。
八柱は乗り換え駅ということもあって、多くの料理人がこの地での成功を夢見て飲食店を出店し、その夢を散らしている場所だったりします。
そんな中、駅から離れた立地で30年以上も続いているお店というのは本当に貴重。
最近は営業日数を減らすなどいろいろ大変なようですが、これからも頑張ってほしいです。
どうしても駅前のお店がフィーチャーされがちですけど、例えば森のホール帰りなど、さくら通りに用がある時にはぜひ立ち寄ってみて欲しいお店です。